2011年03月08日
2011年 モンテディオ山形 アウェー開幕戦
2011年のJリーグが開幕した。
モンテの開幕戦は、3月5日(土)川崎フロンターレとの対戦。
じぶんはホーム開幕戦(3月19日、対浦和)を待ちきれずに、川崎市の等々力陸上競技場に出かけたが、結果はなんと0対2で敗北・・・。
前半の立ち上がり、モンテは相手陣営に攻め込むが、なかなかシュートまで持ち込めない。
いつも17分過ぎくらいから相手に押し込まれるのだが、この度も同じ展開で、30分台にディフェンスの隙を突かれ、左サイドを速攻気味に破られて2点を奪われた。
速いギアチェンジに着いていけないのはモンテ・ディフェンスの弱点だが、このゲームでもそれが出た。
この試合のキーパーは、これまでのモンテの守護神・清水ではなく、植草だった。フロンターレの放ったシュートは2本ともいいシュートだったが、清水だったら止められたのではないかと思ってしまった。
小林監督はなぜ開幕戦に植草を使ったのか。植草が川崎フロンターレから移籍した選手だから川崎戦に起用したのか・・・などとも思ってしまった。(選手紹介の際、川崎サポから植草に拍手が送られていたことも、これあり・・・。)
後半はモンテの動きも前半より良くなり、中盤ではフロンターレと互角に近い動きをしていたのではないかと思う。もし前半を失点なしに終えられていれば、フロンターレにも隙ができたのでは・・・と悔やまれる。
この試合全体を振り返ってみると、やはりモンテの攻撃力不足の感が強い。相手を崩しきることができず、決定的なシュートチャンスを得ることができなかった。
長谷川にボールを出そうとしても、しっかりマークされている。長谷川が自分でシュートまでいけないとき、長谷川がアシストする2列目の飛び込みがほしい。あるいは、2列目以降がミドルシュートを放ち、そこに雪崩れ込んでキーパーのこぼしたボールを押し込むなどの試みが必要だろう。
田代と増田が鹿島に帰り、いまのところ今季の補強メンバーが活躍できていない。現時点では、モンテの攻撃力はかろうじて残留を果たした2009年のレベルに戻ってしまった。いや、長谷川がしっかりマークされるようになった分だけ2009年よりも弱体化していると看做さざるを得ない。
さて、試合結果は今後の厳しさを予感させるものだったが、等々力の雰囲気はまずまずだった。
コンビニの端末でメインスタンド席を購入したのだったが、それはなんとホーム側の指定席だった。
川崎のファンたちに囲まれつつ、ひとりモンテのタオルマフラーをして声を殺してモンテを応援していたという次第だが、周りの川崎ファンはよく言えば良質、悪くいえばイマイチ熱が無いという感じがした。
サポーター席でコールに合わせて応援している人々の数を見ると、それはモンテのホームの半分くらいかと思われた。
写真のようにモンテのサポも大勢詰めかけ、いつものように間断なく応援していた。
風は冷たかったが、天気のいい、観戦日和ではあった。
ところで、翌6日の日曜日には、新宿の「テアトル新宿」で、園子温監督作品の『冷たい熱帯魚』を観た。
その感想は次回。
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Posted by 高 啓(こうひらく) at 01:03│Comments(0)
│サッカー&モンテディオ山形
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