2013年10月31日

山形国際ドキュメンタリー映画際2013






 山形国際ドキュメンタリー映画際2013(2013年10月10日~17日)について記す。

 今年の映画祭で自分が出かけたのは4日間。そこで観た映画及び出かけたセッションは次のとおり。

1 クリス・マルケル特集「未来の記憶のために-クリス・マルケルの旅と闘い-」から『ベトナムから遠く離れて』(1967年)

2 同『美しき五月』(1962年)

2 インターナショナル・コンペティション出品作品から、ジョシュア・オッペンハイマー監督『殺人という行為』(The Act of Killing)(2012年)

3 同、キム・ドンリョン、パク・ギョンテ監督『蜘蛛の地』(Tour of Duty)(2013年)

4 特集「それぞれの『アラブの春』」から、ショーン・マカリスター監督『気乗りのしない革命家』(The Reluctant Revolutionary)(2012年)

5 山形大学主催「東欧ドキュメンタリー映画の現在―冷戦終了後の世界―」から、ドキュメンタリー映画『シベリアのレッスン』(1998年・ヴォイチェフ・スタロン監督)上映後の東京大学・小椋彩氏のレクチャー「冷戦終了後の世界と『小さな物語』―ポーランド・ドキュメンタリー映画―」(コーディネーターは山形大学・中村唯史氏)

6 企画「6つの眼差しと<倫理マシーン>」から、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ監督『レイプ』(Rape)及び上映後のトーク:ゲストは『蜘蛛の地』監督のキム・ドンリョン、パク・ギョンテ氏、聞き手は斉藤綾子氏

7 同企画から、『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督と『殺人という行為』のジョシュア・オッペンハイマー監督の対談:聞き手は阿部マーク・ノーネス氏

  
8 同企画から、アリエル・シュルマン、ヘンリー・ジュースト監督『キャットフィッシュ』(Catfish)上映及び上映後のトーク:ゲストは映画監督の関口祐加氏、聞き手はブライアン・ウィンストン氏

9 同企画から、チャオ・リャン監督『北京陳情村の人々(ディレクターズ・カット)』(Petition)の「第一部・衆生」(104分)のみ。(このディレクターズ・カット版は第三部まであり、全上映時間は315分)

10 同企画から、ディスカッション「6つの眼差しと倫理」:登壇者は、阿部マーク・ノーネス氏、ブライアン・ウィンストン氏、斉藤綾子氏

11 企画「ともにある」から、豊田直巳、野田雅也監督『遺言―原発さえなければ―』(2013年)


 次回の書き込みから、これらのいくつかについて印象や感想を述べていこうと思う。                                                                                                                                  


  

Posted by 高 啓(こうひらく) at 00:19Comments(0)映画について

2013年10月22日

山形県詩人会アンソロジー2013





                                                                              詩人としてのアリバイその2ということで、山形県詩人会の『山形の詩―アンソロジー・2013―』(2013年10月発行)に作品「駈込み諦め」を寄稿しています。この作品の題名は太宰治の短編小説「駈込み訴え」をもじったものです。

 アンソロジーは山形県詩人会が3年に1回ほどまとめているもの。今回は、40名の詩人が作品を寄稿しています。
 「八文字屋書店」(山形市、天童市、酒田市、鶴岡市)と「ほんべえ」(河北町)に置いていただいています。1部1,050円。

 郵送ご希望の方は「オーナーへメッセ―ジ」から、メールにて申し込んでください。(送料当方負担)


                                                                             


                                                                                           

   

Posted by 高 啓(こうひらく) at 00:48Comments(0)作品情報

2013年10月20日

山形詩人82号





  「山形詩人」82号(2013年8月発行)に詩「アトムの子」を発表しました。遅ればせながら、詩人としてのアリバイ証明(苦笑)としてここに報告しておきます。
 また、同号には久しぶりに同人全員が作品を出稿したということで、合評会も9月にこれまた久しぶりに開催されました。

 「アトムの子」は、原発事故の影響を背景に書かれていますが、それが主題ではありません。
 作品としての洗練度は高くありませんが、自分としては思ったより内容のある作品になったと思います。

 入手希望の方は、このブログの右下の「オーナーへメッセージ」からメールでお知らせください。
 1部500円(送料は当方負担)です。残部僅少です。

                                                                                        

Posted by 高 啓(こうひらく) at 11:32Comments(0)作品情報