2018年04月06日
山形県詩人会主催・文学講演会(2018)

山形県詩人会文学講演会 2018
「地方」像のゆらぎ
1945~50年代山形の文学をめぐって
講師:山形大学人文社会科学部 准教授 森 岡 卓 司 氏
戦中から戦後にかけての数年間は、「地方」を描くことが政治的・社会的に重要な意味を持った時代だと言われています。
文学(ことに詩)の領域においても、「地方」像やその理念をめぐる議論と実践が数多く行われました。
それらは、たんに文学的技法をめぐる論争に止まらず、生活記録、民俗(民話)研究などの隣接領域と関わりながら、文学というジャンルそのもののアイデンティティを問い直すことに繋がるものでした。
山形大学で日本近代文学を研究されている森岡卓司先生から、当時の「地方」の代表のひとつであった山形に関する言説について、長崎浩、真壁仁、亀井勝一郎らにおける特徴的な事例を紹介いただきながら、「地方」像をめぐるゆらぎの意味をお話いただきます。
日 時 :平成30年4月21日(土)15:30~16:30
※15:00からの詩人会総会議事終了後の開始となりますので、講演会開始が遅れる場合があることを御了承ください。
会 場 :山形グランドホテル 3階 ローズルーム
申込み:山形県詩人会事務局 電 話:090-1064-3145 メール:cywpp(あ)yahoo.co.jp
※ 山形県詩人会の講演会を一般公開するものです。入場は無料です。
当日の参加も可能ですが、準備の関係上なるべく事前の申し込みをお願いします