2018年10月06日

近況報告と告知






 このブログの更新がだいぶ疎かになっています。
 その言い訳をしながら、イベントのお知らせを掲載します。

 高啓は今年の4月から職場と仕事上の身分が変わりました。つまり一兵卒に戻り、30年ほど前に担当していたような業務量の多いポストとなりました。時間外勤務の量は僅かですが、勤務時間内の労働密度は格段に上がり、緊張を強いられる要素もあって、周りの同僚とその日の天候の話をする余裕もありません。というか、周りの人たちが世間話をしていると腹が立ってくるほどです。(-_-;)
 それで、というのは口実で、じつは生来の怠惰さがもっとも大きな要因ですが、勤務を終えて帰宅すると、一日の疲れを癒す晩酌の誘惑に勝てず、その後はほとんど生産的な時間の使い方ができていません。そのうえ、来年早々に某国家試験を受験する予定のため、休日の机に向かう僅かな時間も試験勉強に充てているというタハハな次第です。
何人かの方々、面識のない方々からまで著作や同人誌をご恵送いただいておりますが、御礼の返書もほとんど差し上げておりません。全員に返事をする気は毛頭ないのですが、しなければならない方にもできていません。ほんとうに申し訳ありません。

 こんなぐうたらな日々を送っている高啓ですが、山形県詩人会の事務局長を引き受けてしまいました。山形県詩人会の事務局は山形市在住者が適任とされているのですが、山形市内在住の詩人会会員は年齢層が高く、相対的に若い高啓が引き受けざるを得なかったのです。
 加えて、山形市芸文協の会員であってかつは山形県詩人会の事務局を担当しているとの理由により、高啓は本年度の「やまがた文学祭」の実務担当責任者を引き受けることになりました。
 「やまがた文学祭」というのは、毎年、山形市芸文協会が山形市から委託されて実施している事業で、市芸文協の文学関係各部門(詩、短歌、俳句、川柳、児童文学、小説・随想・評論の6部門)が、順番に主管して実施しているイベントです。今年は6年ぶりに「詩」部門に回ってきたというわけです。
 実施するのは市芸文協のなかに置かれる「やまがた文学祭実行委員会」(文学関係各部門の芸文協役員等で構成)ですが、実務は県詩人会が中心的に担うことになりました。また、今年は「やまがた文学祭実行委員会」の委員長も、県詩人会会長の高橋英司氏が引き受けることになりました。

 ということで、今年の「やまがた文学祭」はどんなことをやるのか・・・というのが、ここに掲載したチラシの内容です。たくさんのみなさんにご来場いただきますようご案内申し上げます。

 講演は、詩人であり小説家でもある小池昌代さんに依頼しました。小池さんは翌日、ご自身が選考委員になっている大阪文学学校の「小野十三郎賞」の授賞式があるため、大阪に行かなければならないところ、スケジュールを調整して来形してくださることになりました。当日中に帰京されるため、懇親の機会をもてなくて残念ですが、山形の人々と向き合う短い時間を有意義なものにしてくださるものと期待しています。
 なお、小池さんは出席されませんが、朗読ステージを上演してくださる阿蘇孝子さんら「酒田 詩の朗読会」の皆さんを囲む懇親の場(アルコール含む飲食あり)を設ける予定です。参加希望の方は高啓まで事前にお知らせ下さい。別途ご案内を差し上げます。恐縮ですが、会費(5,000円程度)は事前に振込か書留で郵送していただきますのでご了承のうえ。

 ところで、このチラシの下の方に、当日来場者に冊子を差し上げますと記載がありますが、冊子『やまがた現代詩の流れ2018~山形の現代詩は何を描いてきたのか~』もぜひお読みいただきたいと思います。
 内容は、①この6年間の山形県における現代詩表現活動の記録、②この6年間に物故された県関係詩人各人の回顧(人物と作品の紹介)・・・ここまでは前回同様、そして今回の特集として、③「山形の現代詩は何を描いてきたのか」と題する座談会を収録しています。
 この座談会は、2014年4月から2018年3月まで山形新聞に月2回のペースで計102回連載された「やまがた名詩散歩」を分担執筆した詩人たち(近江正人、高橋英司、万理小路譲、いとう柚子、井上達也、伊藤啓子の6氏)による座談会です。高啓が開催を呼びかけました。
 「やまがた名詩散歩」(102回の掲載で実数80人ほどの詩人の作品を紹介)の記事を執筆したことを手掛かりに、「やまがたの名詩」とはどのようなものかについて意見交換してもらいました。「やまがた名詩散歩」は山形県所縁の物故詩人とその作品を取り上げて紹介・鑑賞する企画連載でしたが、座談会ではこの連載が山形県の詩史において大きな意義を持つ企画だったことが改めて語られています。その一方、高啓が企図した「やまがたの名詩」とは如何なるものかという議論に関しては話が分散して噛み合わず、自分が仕掛けておいて無責任な言い方になりますが、今一つ掘り下げを欠く印象になりました。
しかこのことを逆に考えると、「やまがたの名詩」とは如何なるものかという問いかけがそもそもとても難しい課題であること、そして「やまがたの」ということの意味、さらには「名詩」という概念が人によって大きく異なっていること、これらが改めて明らかになったというのがこの座談会の意義だったともいえます。
 さらに、この冊子には、④「酒田 詩の朗読会」によって当日会場で朗読される詩作品が掲載されています。朗読者・阿蘇孝子が選んだ“朗読したい山形の詩”です。
ぜひ、当日会場にいらして、この冊子を入手してください。
 では、11月16日にお会いしましょう。





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Posted by 高 啓(こうひらく) at 11:15│Comments(0)活動・足跡
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