2023年02月16日

『非出世系県庁マンのブルース』のご注文はこちらへ




 ライブドアブログの「高安書房」のサイトにも書きましたが、「高安書房」のサイトは来訪者が少ないので、こちら「詩と批評」にも掲載させていただきます。

 『非出世系県庁マンのブルース』をグーグルで検索すると、honto、楽天ブックス、ヨドバシなどの通販サイトが上位に現れ、これらのサイトで注文しようとすると「取り扱いできません」「販売休止中です」などの表示がされています。
 また、Amazonで検索すると、中古品で4,620円、新品で5,346円などとべらぼうな値で売りに出されています。
 これまでも記してきたように、高安書房は取次と取引していないため、上記の通販サイトにはそもそも配本されていません。にも拘らずこれらのサイトに本書の情報が掲載されるのは、これらのサイトが出版書籍のデータを配信しているサイトから自動的にデータを読み込んで 表示するからだと思われます。

 高安書房へのご注文は、本サイトに記載した「高安書房への発注方法について」をご覧いただき、直接電子メールまたはFAXで御注文いただくか、ご利用される書店(実店舗)へ高安書房からの取り寄せを申し込んでください。

 直接申込の場合は、定価1,800円(消費税はいただきません。送料は無料。代金の郵便振替または口座振込の手数料は購入者負担)です。  

 書店からのご注文については、1冊の場合・定価1,800円×0.8=1,440円、2冊以上は1冊目から1冊につき×0.75=1,350円(消費税はいただきません。送料は無料。代金の郵便振替または口座振込の手数料は書店さま負担。2冊目以降は返品可。返品の送料は書店さま負担。)でお送りさせていただきます。(消費者が書店から購入する場合は消費税が加算されて1,980円になります。)

 なお、山形県内の書店には「山形県教科書供給所」から配本されますので、同供給所にお問い合わせください。もちろん、高安書房と直接お取引いただければなお幸いです。

 写真は、天童市の天童高原スキー場。この日は子どものリフト代が無料だったからか、駐車場が満杯に近い結構な賑わいでした。



  

Posted by 高 啓(こうひらく) at 15:16Comments(0)高安書房

2022年11月06日

『非出世系県庁マンのブルース』秋田魁新報で紹介されました。





秋田魁新報2022年11月6日号の「各地の本」という新刊書紹介コーナーに『非出世系県庁マンのブルース』が取り上げられました。これは共同通信社の配信記事です。

 「『官官接待』やその原資を捻出する『カラ出張』が日常的だった時代の、土木部門と中央省庁の関係性を巡る証言は生々しい。後に社会福祉法人の不正を暴くため血眼になった自分を『自家撞着』と呼ぶあたりに、公のため働く者の自負をみた。」

 後段の「自分を『自家撞着』と呼ぶあたりに、公のため働く者の自負をみた。」という文がカッコいいですね。(読者には、本書を読んで頂かないとそのココロは伝わらないとは思いますが。)
 実に簡潔で分かりやすい紹介文なのですが、ただひとつ、玉に傷があります。
「ケースワーカーとして生活保護受給者を回った新人時代から、特産品の紅花の販路拡大に奔走した野菜花弁専門員まで、あらゆる業務をこなした。」
 ここの「野菜花弁専門員」は誤り。「野菜花卉(かき)専門員」が正しい職名です。

 本書にはこのほか、秋田営林局(現・東北森林管理局)の職員を秋田市の盛り場「川端」で官官接待した話(第Ⅰ章「秘密指令!県費350億円を防衛せよ。」)や山形新幹線の初期不良によるトラブルについて歓迎するような発言をした秋田県知事の話(第Ⅲ章「米沢の能舞台はなぜ空気浮上するのか」)及び米沢市から県庁に通っている同僚に「そういえばあなたは佐竹藩だったんだ・・・」と言われた話(同)、それに湯沢市役所職員採用試験の受験体験(第Ⅵ章「要領の悪い歩行について―山形県に採用されるまで―」)など、秋田にまつわるエピソードが書かれています。
 秋田県の方、ぜひお読みになってください。面白いですよ。

 ご注文は「高安書房」サイトの「高安書房への発注方法」をご覧ください。

  

Posted by 高 啓(こうひらく) at 18:47Comments(0)高安書房

2022年10月24日

『非出世系県庁マンのブルース』へのコメントその3




 「高安書房」のサイトに掲載したのと同じ内容ですが、こちらにも掲載させていただきます。
 というのも、「詩と批評」の方が相対的にアクセスが多いからです。(^^;)

 『非出世系県庁マンのブルース』へのコメントその3です。

 「読後の感想は〝非常に面白かった〟です。頑張って書いたものを〝面白かった〟では失礼かもしれないが、とにかく面白かった。今までは、高 啓の詩集以外は殆ど読んだことがなかった。詩集『母を消す日』や詩集『二十歳できみと出会ったら』で思い描く高 啓は、公務員になったらどんな風に仕事をするのか? 正直に言って、上司や周辺に正論を言ったり自己主張したりして仕事が進まないのではないか・・・と、他人事ながら不安に思っていたこともありました。ところが全く反対でした。高 啓氏は公務員としてB級(=非出世系)どころか、完全にA級、特A級です。とくに、筆者のような医師と関係の深いケースワーカーの話(第Ⅱ章)や介護の話(第Ⅳ章)など、実に心配りの行き届いた仕事ぶりで、県のために見事に良い判断をして働いています。〝ブルース〟でなく、〝ブラボー〟とします。」

 暖かな言葉をありがとうございます。
 この書に書かれているのは「上司や周辺に正論を言ったり自己主張したり」している様なのですが、それを「とにかく面白かった」と言っていただけるのは、〝元公務員として〟ではなく、〝物書きの端くれ〟として望外の喜びです。

  

Posted by 高 啓(こうひらく) at 21:24Comments(0)高安書房

2022年09月30日

『非出世系県庁マンのブルース』へのコメント その2




 「非出世系県庁マンのブル ース」へのコメント紹介その2です。

 【とてもおもしろかった(!) 県庁マンの仕事など、一般の人はなかなか分かりませんが、そんなにハードな仕事だとは、本書を読むまで知りませんでした。それをさり気なく、気軽な調子で描いているので、サクサク読めます。行間から自ずとユーモアも感じられ、一気に読んでしまいます。うまい構成、練られた文章の勝利ですね。】

 ありがとうございます。たしかにこの手の自己史本はなかなか読む気にならないものです。なんとか一般の方にも読んでいただきたいと思い、構成やテーマごとの章立て及びそのタイトルなどに工夫をしてみました。

 【この手の本は一般には「饅頭本」と言われ、葬式饅頭と同じで貰えばそれなりに嬉しいが買うほどの価値はないと言われていますが、この書の場合はちょっと違っており、面白く一気に拝読させていただきました。買って読む価値が満載です。
 県庁の職員と言えば地方では公務員の頂点ですので、最も安定した、様々な点で最も優遇された職だと思ってきました。こんなに大変で、しかもしんどくて、上下関係から、縄張り争い、さらには政争も絡んだ非論理的な世界なのだと初めて認識しました。】

 「饅頭本」とは言い得て妙ですね。たしかにおっしゃる通り、この手の本は著者に個人的関心がある場合でなければ読もうとはしない感じです。そこをどうやったら読んでもらえるものにするか、事実を書きながらそれを実現するのは難しいですね。
 ところで、著者も、もうあの世界には戻りたくありません。いまは贖罪の意味も込めて(というのはウソですが)、小中学生やその保護者の相談支援の仕事をしています。ただ、これも結構心理的圧迫感はある仕事なので、いつまで続けられるか自信はありません・・・。

 ※ 「非出世系県庁マンのブルース」のお求めは、高安書房まで。
 


  

Posted by 高 啓(こうひらく) at 14:08Comments(0)高安書房

2022年09月24日

「非出世系県庁マンのブルース」へのコメント その1




 「非出世系県庁マンのブルース」へのコメントを紹介します。

 【第1章だけ通読。役所仕事の実態をリアルに描いて、読ませます。これをネタに、県庁OBで出版記念会が計画されたら、なお面白い。AさんもBさんもCさんも出てくるくらいでないと。これを読んで気を悪くするなら、自分を否定することになる。小説にもなる内容だと思った。前に読んだはずなのに、新鮮だった。難点があるとしたら、作者を仕事の出来る男として美化している印象があること(事実でも、落して書かないと)。】

 県職員OBにはこの本の贈呈も出版のお知らせもしていません。
 県庁購買部(=八文字屋書店外商部)にも配本していただいていますので、目に付いた方は手に取ってくれるでしょう。

 作者は県庁で孤独だったわけではありませんが群れてもいなかったので、「出版記念会」は有り得ないと思います。
 
 「難点があるとしたら、作者を仕事の出来る男として美化している印象」というのは正鵠を射ています。
 こういう愚かな「難点」もあるのがこの作者であり、それをそのまま隠さず書いたということです。

《書店配本状況》
 山形市内の「宮脇書店成沢店」と「八文字屋書店北店」(映画館ムービーオン)では郷土出版コーナーに置かれています。
 「こまつ書店西田店」では、レジのすぐ下の、雑誌「023」が並べられている低い台に置かれています。入り口を入ってすぐ左下を視ないと気がつきにくい場所です。


 





  

Posted by 高 啓(こうひらく) at 10:51Comments(0)高安書房

2022年09月11日

『非出世系県庁マンのブルース』刊行しました!



 高安書房による出版第一号として、高啓著『非出世系県庁マンのブルース』が完成しました。

 本書は、著者が山形県庁職員として経験したことを「県組織、関係者及び著者自身の清濁を併せて描いた」赤裸々な記録であり、エッセイです。
 いわば〝職業的自分史〟ですが、エピソードごとに物語化された記述の方法を採り、「山形県(または山形県政)における知られざるささやかな歴史を、幾許かは興味をもってもらえる形で、つまりは斜角から記録」するように工夫されています。
 また、「県職員もしくは自治体職員あるいは『公務員』という存在に対する固定概念に、いささかなりとも放蕩と遊撃の作風(ベタな言葉で言うと〝ロマン〟ということになる)が差し込む風穴を開けておくということ」を意図して書かれています。


『非出世系県庁マンのブルース』目次
 はじめに
 第Ⅰ章 秘密指令! 県費三五〇億円を防衛せよ。
 第Ⅱ章 ケースワーカーはキツネでござる
 第Ⅲ章 米沢の能舞台はなぜ空気浮上するのか
 第Ⅳ章 最後の紅花商人
 第Ⅴ章 介護事業所の個別ローラー作戦は許容さるべきか
 第Ⅵ章 要領の悪い歩行についてー山形県に採用されるまで―  
 職歴年表  
 あとがき


 山形県民の方はもとより、他県の方でも、公務職場に関わる方々、あるいは社会福祉に関わる方々に、ぜひお読みいただきたいと思います。

 B6版・並製・218頁。店頭の定価は1,800円+税(=1,980円)です。
 高安書房は、現在のところ、消費税をいただかない零細事業者ですので、直販分は1,800円、送料無料です。
 注文の仕方は、高安書房のホームページの「高安書房への発注方法について」をご覧ください。
  

Posted by 高 啓(こうひらく) at 11:18Comments(0)高安書房

2022年08月06日

高安書房、はじめました。





 高啓は、出版と書籍販売の個人事業所「高安書房」を開業しました。
 (ISBNコードを取得し、個人事業の開業届も提出しました。)
 
 当面、無店舗書店として高啓の著書(既刊詩集6冊)を、郵送で販売していきます。

 また、現在、高安書店初の出版として、高啓の職業的個人史の記録 『非出世系県庁マンのブルース』の刊行作業を進めています。
 10月1日発行予定です。

 今後、高啓の著作をメインとして、依頼があれば他の方の著書の出版・販売も手掛けていく予定です。

 高安書店のホームページはライブドアブログに設置しました。
 下記のURLからご覧ください。

 https://takayasushobo.officialblog.jp/

 
  

Posted by 高 啓(こうひらく) at 12:55Comments(0)高安書房