2022年09月30日
『非出世系県庁マンのブルース』へのコメント その2

「非出世系県庁マンのブル ース」へのコメント紹介その2です。
【とてもおもしろかった(!) 県庁マンの仕事など、一般の人はなかなか分かりませんが、そんなにハードな仕事だとは、本書を読むまで知りませんでした。それをさり気なく、気軽な調子で描いているので、サクサク読めます。行間から自ずとユーモアも感じられ、一気に読んでしまいます。うまい構成、練られた文章の勝利ですね。】
ありがとうございます。たしかにこの手の自己史本はなかなか読む気にならないものです。なんとか一般の方にも読んでいただきたいと思い、構成やテーマごとの章立て及びそのタイトルなどに工夫をしてみました。
【この手の本は一般には「饅頭本」と言われ、葬式饅頭と同じで貰えばそれなりに嬉しいが買うほどの価値はないと言われていますが、この書の場合はちょっと違っており、面白く一気に拝読させていただきました。買って読む価値が満載です。
県庁の職員と言えば地方では公務員の頂点ですので、最も安定した、様々な点で最も優遇された職だと思ってきました。こんなに大変で、しかもしんどくて、上下関係から、縄張り争い、さらには政争も絡んだ非論理的な世界なのだと初めて認識しました。】
「饅頭本」とは言い得て妙ですね。たしかにおっしゃる通り、この手の本は著者に個人的関心がある場合でなければ読もうとはしない感じです。そこをどうやったら読んでもらえるものにするか、事実を書きながらそれを実現するのは難しいですね。
ところで、著者も、もうあの世界には戻りたくありません。いまは贖罪の意味も込めて(というのはウソですが)、小中学生やその保護者の相談支援の仕事をしています。ただ、これも結構心理的圧迫感はある仕事なので、いつまで続けられるか自信はありません・・・。
※ 「非出世系県庁マンのブルース」のお求めは、高安書房まで。
近江正人詩集『真夜中のスイマー』(高安書房刊)
佐藤傳詩集『日々のなかの旅』(高安書房刊)
秋田魁新報にエッセイが掲載されました。
『切実なる批評-ポスト団塊/敗退期の精神-』所収の黒田喜夫論について
『切実なる批評』-ポスト団塊/敗退期の精神ー』配本しました。
高啓著『切実なる批評―ポスト団塊/敗退期の精神』刊行
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