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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2007年11月06日

仙台行



 10月のある日曜日、仙台在住の友人に誘われて広瀬川河畔での芋煮会に参加させていただいた。
 どんな集まりなのかというと、かつて存在した仙台市内のある飲み屋の常連客だった人たちが年に一度会し、こうして芋煮会を催すのだという。
 じぶんが知っているのは友人夫妻だけだったが、大きな顔をしてそこに参入してしまった。

 広瀬川は前日の降雨で水嵩が増していた。
 この辺りの河畔に下りたのは初めてだったが、芋煮会のメッカ、山形市の馬見ヶ岬川のように河川敷が整備されているわけではなく、草茫々で、向こうにビルが見えなければ大都市の中心部を流れる川とは思えない風情だった。
 芋煮会には、むしろこんな場所の方がいいかもしれない。




 芋煮鍋は、いつも豚肉を入れた味噌仕立ての「仙台風」と、牛肉を入れた醤油味の「山形風」の二種類を作るのだと言う。
 じぶんは山形風の鍋の火焚きを手伝ったが、どちらの鍋にも鍋奉行がいるわけでもなく、いつの間にか女性たちが具を入れて、あっという間に出来上がってしまった。
 仙台では、豚にしても牛にしても、肉は水を張るまえに鍋で炒めておくのだという。
 仙台風は、いわゆる豚汁。これにはいろんな具が入れられていたが、どうもじぶんは豆腐が入っているのに白けてしまった。豚汁だと思えば豆腐が入っていても平気なのだが、芋煮に豆腐というと違和感がある・・・なぜかな。
 山形風は、本場のようにごてごて芋と肉を煮ないで、あっさりめ。日本酒が入らないのでいまいちコクがないが、こちらは本場の山形風芋煮より美味しいくらいだった。




 集まりは40代〜50代のおじさん、おばさんなのでが、そのなかに数人の宮城教育大学の学生だという男女も混じっていた。某体育系サークルの面々だという。
 じぶんは青森県出身の男子学生3人とちょっとだけ話したが、みんな真面目そうな学生だった。
聞くと、青森にはこうした野外でやる風物詩としての鍋の宴がないという。
 3人とも郷里で教員になることを望んでいたが、募集人員が少ないので採用されるのは厳しい、だから首都圏も受けると言っていた。

 車座になって自己紹介するとき、彼ら学生が応援団風に声を張り上げて「○○ケンリツゥ〜○○コオコオゥ〜シュッシン〜、ミヤギ〜キョウイクダイガクゥ〜・・キョウイクガクブゥ〜・・○○カテイセンコォオ〜・・・何のだれそれドゥォエ〜ス」とやるので、じぶんも「アキタケンリツゥ〜ユザワコウコウォ〜シュッシン〜、ヤマガタダイガクゥ〜・・・ジンブンガクブソツギヨゥ〜・・・」とやってしまった。バカである。(--;




 けっこう酔いながらも、帰り道、市役所前の山形行きバス乗り場まで歩いていく。
 途中、三越デパートの裏を通ったら、最後の写真のような古い飲み屋の集まった一画があった。地上げにあっているのか、営業している店はほとんどないようだった。
 さて、今日はこんな店に集っていたひとびとの芋煮会だったんだろうか・・・。
 それにしても、じぶんが魅力を感じた古き良き仙台は、こうしてどんどん消えていく。



  

Posted by 高 啓(こうひらく) at 00:46Comments(0)歩く、歩く、歩く、