2008年02月06日

新宿三丁目から池袋ウエストゲートパークへ




 千葉ニュータウンを訪れた次の日、いつものようにぶらりと新宿へ出かけた。
 二十歳のころから、上京すると決まって足を向けるのが新宿東口である。

 寄る場所はいつも変わらず、昔から紀伊国屋書店と新宿三丁目。
 もっとも、ここ数年はジュンク堂で過ごす時間の方が多くなった。
 ジュンク堂で本を探すのに疲れると、同店が入っている新宿三越アルコット店の裏口から三丁目へ出て、決まったように小汚い寿司屋で670円の海鮮ちらし丼を食べ、これまた決まったように“セガブレード・ザネッティ”という名前だけは大そうなカフェで290円のコーヒーを飲みながら、外の通りをぼんやり眺める・・・。

 この日は平日の午後で、人通りの少ない時間だった。
 休日に来ると、じつにいろいろなひとびとが目の前を通り過ぎる。眺めていて飽きない。





 この日の泊まりは、定宿にしている池袋西口のホテル・メトロポリタン。
 ホームページで格安の部屋を予約したら、工事中で午後6時にならないとチェック・インできない部屋だった・・・。(--;
 それで、西口公園(いわゆる石田衣良のいう“池袋ウエスト・ゲート・パーク”)を横切って、東京芸術劇場のドームの下の、これ また名前だけは立派な“ユーロ・カフェ”というオープンカフェで、ハイネッケンを飲みながら本を読んだ。
 真冬の夕暮れに、風通しのよい場所で、冷えたビールを飲むのもオツなものである。







 すぐ右手を見あげると、劇場の入り口に繋がる大きなエスカレータがあり、その上に体育館みたいな鉄骨の屋根と照明が広がっている。
 この劇場のコンサートホールには、2度ばかり東京都交響楽団を聴きに来たことがある。

 2004年に出した詩集『母を消す日』(書肆山田)のなかの作品「ウエスト・ゲート・パークで子守唄をひねる」は、このあたりに取材したもの。
 待ち合わせした女を待っていると、その女の子どもたちの幻覚が一人ずつ現れ、やがて死んだじぶんの母が現れるという物語である。                                                                                                                                                                                                                              





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Posted by 高 啓(こうひらく) at 00:25│Comments(0)歩く、歩く、歩く、
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